「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」@渋谷ライズX

「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」を観に行く決意がなんとかできました。
で、時間が近くなったので調査の上、不退転の決意を決めてみたものの、先週で通常上映時間枠終了。11:00からの上映オンリー。
やむなく時間帯のあるやつ、と思うが、ちょっぴり遅めで長時間拘束の「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」は厳しい。ということで「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」。なんとか避けたいと思っていた。って、映画そのものがどう、というわけではなくシネマライズは前売りが手に入らない場合、1800円鑑賞が余儀なくされてしまうこと。あとで誤解であった(WEB券なるものが存在している)ことはわかったが、封切り二番のような本作で前売りが手にはいるわけもなく、まま1800円入場。
ヘンリー・ダーガー展はおされげな南青山で開催されたときにとるものとらず「ちんこ少女」をしかと見届けるべく参戦した。もう3年くらい前か。でもって一通りその人となりは知っているつもりだった。
が、ひとつしていた勘違いが「知的障害者だった」のではなく、「知的障害者扱いされた」こと、勘違いだったのか誤謬だったのか、はたまた覚え間違いなのか、性格的に問題や病的な部分がなかったわけではないと思われるが、描き出されるドキュメンタリーに映るそのヘンリー・ダーガー像のイメージが少々変わった。正気でロボトミーなりが有効扱いされた時代を生き抜いたのだとすれば、その描き出すものになんら影響がないこともないだろう。
?映像方面で言えば、本物のダーガー作品のインパクトは映像内で言葉で説明されるもののその大きさ感を失っていたり、日本にやってきたちんこ出し行軍ガールズほどにバチコーンと琴線ぶったぎりにいたらなかったのが寂しい。動いたり、ダコタ・ファニングがどう語ろうが、一辺のダーガー絵に届かないのだなあ。まあ絵画とはそうあるべきものなわけだが。
しかし、物語性で言えば、天気予報士に10年間戦いを挑む下りだとか、(多分自分で)なくしてしまったお気に入りのロリ写真一篇をひたすら追い求めるあたり、イタリア人女性にレイプされたと話すダーガーの話などなかなか興味深い話満載だった。特に「レイプ」表現と、大家妻の語る「ほんとはまんこついてるの知ってたんじゃないの?」疑惑のあたりは、もちろんもう調べるよしもないけれど好奇心をかき立てる内容であった。
あと、週28ドルの稼ぎのうち、2ドルを写真の拡大に使ったという話。共有する相手が居なくても(いや、目に見えないお友達はいたのかもしれないけど)妄想は続けていけるのだなあと感嘆しましたよ。

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ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で
ライズX
Latitude : 35.661524
Longitude : 139.698723

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